「争続」が増えている
相続を「親族」が「争う」という意味で「争族」と表現することがありますが、これが最近にわかに増えてきているようです。
最近、新聞にも掲載されていたように、家庭裁判所に持ち込まれた相続に関する相談件数は、
この6年間で約1・5倍に増加しています。(図1参照)
「うちは兄弟姉妹の仲が良いから・・・」とか「うちはもめるほど財産ないし・・・」という人が、親族間で争うことになるなんて想像もしていなかったために、何の対策もしていなかった場合に、トラブルに発展する確率が高くなるようです。
まとまったお金を前にすると人は変わるものです。また、相続が発生するのは明日や明後日ではありません。
何年も先になることもありえます。
いざ相続が発生してみたら「家を建てるから物入りで・・・」とか「子供の学費がかかるから・・・」など、相続人ごとの事情が変わっていることも十分考えられます。
それでもまだ分ける財産がある場合には問題解決の可能性が高くなります。
しかし、図2のような場合はどうでしょうか。
仮に子Aが家と土地を相続すると、子Bと子Cは三等分の1,400万円貰えるはずが、
残った現預金を500万円ずつ分けるしかなくなります。
また、子Aだって現金が欲しいと言うかもしれません。
まずは現在の財産を把握することから始めましょう。
そうすれば遺言書を書いたり、保険に入って現金を確保するなどの対策を考えることができます。
自分の親族同士が争う原因を一つ取り除くことにもなります。









