今回は80名という多数の皆様にご参加いただき盛大に開催することができました。
講演会では東海地震という大きな問題が起こり得る浜松市にとっては、大変参考になるお話をしていただきました。
簡単ではございますが、定例会の様子をご紹介させていただきます。
【講演会】18:30~19:30
題目:事業継続・発展のための平素からのリスク対策~今回の大震災教訓より~
講師:静岡理工科大学 総合情報学部 教授 荻野 徹 様
BCPという言葉を最近テレビのニュースなどで、聞くことが多々あるのではないかと思いますが、まずは改めてBCPについてご説明します。
BCP(事業継続計画 Business Continuity Plan)とは:
企業が自然災害、大震災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画を言います。
BCP導入メリット:
・緊急時でも中核事業を維持・早期復旧することができる
・平常時にBCPサイクルの継続運用を従業員全員で行っておくことにより、顧客・市場の信頼を得て事業の拡大が期待できる。
東日本大震災以降、BCPが重要視され、従来の見直しが始まっています。重要な「モノ・情報」を1ヶ所に保管したことによる損失を防止するリスク対策が必要です。情報通信技術(ICT)を活用したリスクに強いシステム構築と技術教育が求められています。
しかしながら、従来の取り組み方では、企業内全体に普及が難しいなどの問題がありました。
そこで問題解決として提案したのは、情報通信技術を活用した「BCP支援ツール類(1~9)です。これにより企業の全従業員にBCP文化が定着し、業務改善、ノウハウ蓄積などに貢献します。
BCP支援ツール類(1~9)の提案
1.事業継続基本データ管理システム
2.BCP基本方針策定支援ツール
3.リスク対策見える化ツール
4.問題解決方法論ツール
5.リスク分散方式 遠隔ネットワーク構築と運用
(衛星・地上通信回線とグループウェアツール類の活用)
6.安否確認システムツール
7.衛星通信連絡システムツール
8.位置・時間証明情報サービスツール
9.衛星通信を利用した応用活用ツール
・・・各ツールの説明は省略させていただきますが、何から導入したらいいか分からないことも多いと思いますので、まずは6.安否確認システムツールから始めると良いでしょう。災害
時のBCPとして迅速な従業員安否確認が要求されます。最優先でしなければいけないことです。
今回の東日本大震災では、あらゆる場面で「想定外」発言が目立っています。
「高信頼性設計」の立場では、BCP策定時での前提条件にこのような想定外による設計責任逃れは許されないことで、「想定外」があってはならないのです。
「今後はBCP対策をしていない事業所には仕事は来ない」の危機感共有が必要です。BCP支援ツール類を導入して平素から従業員全員参加のリスク対策を行うことが重要です。常に継続していくことで、平常時での事業拡大、利益に貢献する効果も得られる一石二鳥の取り組みです。そしてBCP対策は「安否確認システムツール」の導入が第1ステップだということを忘れないでください。
今回の大震災を教訓として、全ての企業や団体が、一日も早くBCP(事業継続計画)に取り組むことで、損害を最小限にとどめ、早期復旧を可能とする対策を波及していければと思っています。
BCP(事業継続計画)の重要性と、基本的な考え方が分かる講演会で、大変有益な情報収集ができました。講師の荻野教授にお礼と感謝の言葉を申し上げたいと思います。
誠にありがとうございました。
【懇親会】19:30~21:00
講師の荻野教授に乾杯の音頭をと取っていただき、懇親会がスタートしました。
今回は80名のうちなんと26名の方が初参加でした。
開始直後から会場内は活気に満ち溢れ名刺交換が大変盛り上がり、各テーブルでは会話に華が咲き親睦を深められている様子が伝わってきました。
閉会時間となってもまだまだ話足りないという雰囲気に惜しまれながら懇親会は閉会しました。
参加された皆様からも「今回の懇親会は非常に活気がありとても良かった」「大変満足した」などというお言葉をいただくことができました。
主催者側として参加者の皆様が求める物は何かと考えながら運営しておりますので、このようなお言葉を頂戴し大変ありがたいです。
今後も皆様のご協力とご支援をいただきながらとなりすまが、One-Stop Clubを盛り上げていくことができればと思います。
One-Stop Clubは常時、新規入会の受け付けをしております。
人と話すことが好きな方、異業種と知り合いたい方、新しい人脈を作りたいと思っている方、どなたでも入会できます!ご興味のある方は日野会計までご連絡ください。

